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こんな方におすすめ
- 減量中にハイカーボダイエットのメリットを知りたい方
- 減量中の炭水化物量について知りたい方
- 減量中の脂質量について知りたい方
このような方々に向けて、記事を書いていきます
今回は、ハイカーボダイエットのメリットとは?! | 自分のベストな減量法を探ろうというテーマで記事を書いていきた
本記事の内容
- 減量中のハイカーボダイエットのメリットとデメリットは?
- ハイカーボダイエットのメリット
- ハイカーボダイエットのデメリット
- ハイカーボダイエットの上位互換のカーボサイクリングとは?
減量法には
ハイカーボダイエット(高炭水化物、低脂質)
ハイファットダイエット(低炭水化物、高脂質)
などがありますね
その中でも
ハイカーボダイエットは、
「炭水化物の量を多く摂り、脂質の量を低くする」
というダイエッ
このハイカーボダイエットは、
「どのようなメリットやデメリット」があるのでしょうか?
ということで
今回は、「ハイカーボダイエットの効果」について、詳しくわかり
この記事は約3分で読むことができます。
この記事を読むことで、ハイカーボダイエットが
どのようなものか知ることができ、適切な減量をすることができます
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目次
減量中のハイカーボダイエットのメリットとデメリットとは?

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減量中のハイカーボのメリットとデメリットは何でしょうか?
まず結論から先に書いて、そこから展開していきましょう
メリット
- 炭水化物を十分に摂取しているので、筋グリコーゲンレベルが高
く、減量初期は、パフォーマンスが維持できる - 炭水化物の量が多いので、空腹になりにくい
デメリット
- ハイカーボダイエットを続けると、インスリン抵抗性が上がり、食べた炭水化物を有効活用することができず、体脂肪が蓄積され、筋トレの質が下がる
- メインのエネルギー源が炭水化物。つまり体脂肪をエネルギーと
して、使う能力は低い - 毎日同じカーボの量を摂っていると、身体がすぐに適応して、代謝を下げる
- 脂質の量が低すぎると、ホルモンバランスが乱れ、身体がさらに辛く感じる
ということです。
重要なキーワードは
・筋グリコーゲン
・インスリン
・ホルモンバランス
これを合わせて、ハイカーボダイエットの「メリット」と「デメリット」について
詳しく解説していきたいと思います。と思います。
ハイカーボダイエットのメリット
ハイカーボダイエットのメリットは
1.炭水化物の量が多いので、筋グリコーゲンレベルが高く、減量初期は筋トレのパフォーマンスを維持することができる
2.炭水化物の量が多いので、減量初期は、空腹を感じにくい
でした。
この「筋グリコーゲン」とはなんでしょう?
それを説明するためには、「超重要なインスリンと炭水化物の関係について」
解説していく必要がありますね
超重要なインスリンと炭水化物の関係
筋トレや減量、増量すべてにおいて、インスリンは超重要です
超重要なインスリンの働きは下になります。
筋トレで超重要なインスリンの働き
- 炭水化物からできるグルコースを筋肉に運び、筋肉のエネルギーの筋グリコーゲンを作る
- タンパク質からできるアミノ酸を筋肉に運び、筋肉を作る筋合成を助ける
- 使われなかったグルコースや脂質を体脂肪として、蓄積する
筋トレをしている私たちは、1と2を最大化して、3を最小化させる必要があります
つまり
ハイカーボダイエットは、炭水化物の量が多いので、1の働きが強いので、
1.炭水化物の量が多いので、筋グリコーゲンレベルが高く、減量初期は筋トレのパフォーマンスを維持することができる
これをメリットとなるのです。
しかしここで落とし穴があります。
それは
ココがダメ
ハイカーボダイエットをずっと続けると、インスリン抵抗性が上がり、このメリットがなくなっていく
この「インスリン抵抗性があがる」ということについても
これからわかりやすく、説明していきます。
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ハイカーボダイエットのデメリット
デメリット
1.ハイカーボダイエットを続けると、インスリン抵抗性が上がり、食べた炭水化物を有効活用することができず、体脂肪が蓄積され、筋トレの質が下がる
2.メインのエネルギー源が炭水化物。つまり体脂肪をエネルギーと
3.毎日同じカーボの量を摂っていると、身体がすぐに適応して、代謝を下げる
4.脂質の量が低すぎると、ホルモンバランスが乱れ、身体がさらに辛く感じる
これらをはじめから、解説していきましょう。
重要なのは、
インスリン抵抗性ですよ
デメリット1.ハイカーボダイエットを続けると、インスリン抵抗性が上がり、食べた炭水化物を有効活用することができず、体脂肪が蓄積され、筋トレの質が下がる
インスリンには重要な「インスリン感度とインスリン抵抗性」
というものがあります。
インスリン感度
- インスリン感度が高いときに、インスリンは、筋肉に筋グリコーゲンを作り、筋合成を助ける
- インスリン感度が低いときに、インスリンは、炭水化物を有効活用できず、体脂肪として蓄える
インスリン抵抗性
- ハイカーボ(高炭水化物)が続くと、例え減量中でも、インスリン感度が下がり、インスリン抵抗性が上がる
- インスリン抵抗性が上がると、食べた炭水化物が、筋グリコーゲンにならず、体脂肪として、蓄えられる
ということなんです!
つまり
ハイカーボダイエットのメリットとして
1.炭水化物の量が多いので、筋グリコーゲンレベルが高く、減量初期は筋トレのパフォーマンスを維持することができる
これがありましたが、
ココがダメ
ハイカーボダイエットを続けると、インスリン抵抗性が上がり、結果的に、食べた炭水化物を筋グリコーゲンなどとして有効活用する能力が下がり、体脂肪への蓄積する能力が上がります
(※特にジョギングなどの低強度有酸素運動をしているなら尚更に上がる)
筋トレで超重要なインスリンの働きについては「筋トレで超重要なインスリンの働きとは?|筋肉をつけるホルモン」こちらの記事に詳しく書いてありますので、合わせてどうぞ。
デメリット2.メインのエネルギー源が炭水化物。つまり体脂肪をエネルギーと して、使う能力は低い
例えば、あなたが今、体脂肪をエネルギーとして、使っていたとします。
そこで炭水化物を食べたとします。
すると、すぐに体脂肪燃焼がストップします。
なぜなら
炭水化物をエネルギーとして、身体が使い始めるからです。
これを考えると
ハイカーボダイエットは、炭水化物の量が多く、
常に身体の中に、炭水化物が存在し
炭水化物をエネルギーとして使うので
体脂肪をエネルギーとして使う能力は、低い
と言えます。
デメリット3.毎日同じカーボの量を摂っていると、身体がすぐに適応して、代謝を下げる
例えば、毎日300gのカーボで減量をしていたとしましょう。
それを続けると、3~5日程度で、
すぐに身体が対応し、代謝量を下げます
そして
炭水化物の量を250gにします
それを続けると、3~5日程度で、
また
身体が対応し、さらに代謝を下げます
これの繰り返しです。
そして、
いずれ、0カーボ、低脂質状態になり、筋分解が加速します。
さらに、毎日同じ量の炭水化物を摂ったとしましょう。
脚トレと腕トレ同じ炭水化物の量を摂るとどうなると思いますか?
腕トレでは、エネルギーとして炭水化物を使い切れず
この余った炭水化物は、体脂肪として、蓄えられます
4.脂質の量が低すぎると、ホルモンバランスが乱れ、身体がさらに辛く感じる
脂質は、人間の身体にとって、超重要です。
脂質は、ホルモンや筋細胞の膜を作り、「ナトリウム・カリウムパンプ」を適切に起こし、筋肉が適切にパンプすることを助けます。
もしハイカーボダイエットで、脂質を極限まで減らすと、
ホルモンが適切に作られなくなり、
空腹をコントロールするレプチンやグレリンなどのホルモンや
テストステロンなどの男性ホルモンのすべてのホルモンバランスが崩れ
結果、減量により苦しみます。
ハイカーボダイエットの上位互換のカーボサイクリングとは?
ハイカーボダイエットは、上で書いてきた通り、デメリットがとても大きいです。
そして、すぐに減量は、停滞してしまうでしょう
これを解決するのが
カーボサイクリング
です。
ココがポイント
カーボサイクリングとは、その名の通り、カーボの量をサイクルさせること
です。
例えば、
ローカーボデイ(低炭水化物)を3日続けて、ハイカーボデイ(高炭水化物)を1日入れ
またローカーボデイを3日続ける・・・・
このカーボサイクリングは、下のようなメリットが挙げられます
- ローカーボデイを入れることで、インスリン感度を上げ、インスリン抵抗性が上がらない
- ローカーボデイを入れることで、体脂肪燃焼にとって、適切なホルモンバランスになる
- インスリン感度が高いので、食べた炭水化物を筋グリコーゲンなどで有効活用する能力が高い
- 炭水化物の量が変化するので、身体は適応できず、代謝を保つことができる
- 腕トレなど小さい筋肉をローカーボデイ、脚トレなど大きい筋肉をハイカーボデイとすることで、炭水化物を余らず、炭水化物の体脂肪への変換が最小限になる
ということです。
詳しい「カーボサイクリング」については、「[食事編] 夏までに腹筋を割りシックスパックになる方法 Part3 [減量・絞る] 筋肉を維持し、体脂肪を落とす減量法 カーボサイクリング」こちらの記事に詳しく解説しているので、合わせてどうぞ。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ハイカーボダイエットのメリットとは? | ベストな減量法を探ろうというテーマで記事を書いてきました。
まとめると下のようになります。
まとめ
- ハイカーボダイエットのデメリットは大きい
- ハイカーボダイエットをずっと続けるのは、非効率になる可能性がある
- ハイカーボダイエットの上位互換のカーボサイクリングを試そう
いかがでしたでしょうか?
今回は、ハイカーボダイエットについて
記事を書いてきました。
また
このサイトでは、
筋肥大や体脂肪を減らすことについて
重要なことが100記事以上詳しく書かれています
合わせて是非みてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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