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はてな
筋トレをしているけど、短時間で効率よく筋肉を付けたい!
でも、自分のやっている筋トレが本当に正しいのだろうか?
どうすれば、最短時間で、筋肉を付けることができるのだろうか?
このような疑問について、
今回は、筋トレをする上で、絶対に押さえておくべきトレーニング
について書いていきたいと思います。
本記事の内容
・筋トレに絶対に必要な理解すべき基礎知識|日本人の99%が知らない
・筋肉を付ける筋トレで最も重要なのは、テンションです
・テンション>>重量
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目次
筋トレに絶対に必要な理解すべき基礎知識|日本人の99%が知らない
筋トレは、ウェイトを上げれば、簡単に筋肉がつく。そんな簡単なものでは、ありません。
テキトーに筋トレをしていても、それなりに筋肉は、発達します。
しかし、
それでは、あなたのベストでは、ないですし、効率が悪すぎます。
もっと科学的に、本当に正しい筋トレというものの基礎知識を理解することで
より効率がよく、ベストな自分のレベルに近づけるのです。
筋肉を付けるための筋トレの最大の目的とは?

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みなさん筋トレをしていると
思いますが、
質問
筋肉を付けるための
筋トレの目的ってなんだと思いますか?
答えは本当にシンプルです。
それは
筋肉を最も短くする(最も収縮する)こと
です
これが基礎知識の基礎です。
どんな筋肉をトレーニングしようと
最終的な目的は
何度も何度も筋肉を短くしている
だけなんです
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筋肉が付くメカニズムとテンション
じゃあ
ウェイトを持たず
何の負荷もない状態で
筋肉を短くすればいいんじゃないか?
と思った人もいるでしょう
そこで出てくるのが、テンションです
この
テンションは、筋肉を付けるための
筋トレにおいて、最も重要な基礎知識ですが
軽視されてしまいます
テンションと筋肉の成長の話
科学的には
筋肉にテンションがかかった状態で
筋肉が短くなる、筋収縮が起こることで
筋肉が成長するために
筋細胞が、
栄養素やインスリンなどのホルモンを
吸収しようとし、筋肉が成長するのです
テンションが
筋トレを行なうことで
筋肉が付く、大きくなる
という最も大切な基礎的な原理なのです
筋肉にテンションが乗ってないとどうなる?
では
ウェイトの負荷が筋肉に乗らず
テンションがかかっていない場合
どうなると思いますか?
想像しやすいように
筋肉にテンションがかかってないと、
筋肉が短くなる、筋収縮は起こりますが
筋細胞が、ホルモンや栄養素を取り込み
筋肉が強く大きく成長する必要がない
ので
結果的に、筋肉が成長は最小になります。
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尻上げベンチは、胸筋の成長にとって最悪です
例えば、胸筋を鍛えるために
バーベルベンチプレスをするとします
そのとき
しっかりと
ベンチプレスが出来ていない場合
また
重量ばかり気に、お尻を上げて
リフトしたり
テンションがほとんど胸にかかってない場合
バーベルの負荷によって
肩や腕、背中、脚などに
テンションが分散します。
これにより
胸へテンションが少なくなるのです。
尻上げベンチの効果
胸筋のテンションがとても弱くなると
胸筋の筋細胞が、成長するための
ホルモンや栄養素を取り込みも
弱くなってしまいます。
これで
胸の筋肉が成長しないとは言いません。
しかし
胸の筋肉を大きくするための
最も効率の良い、最高の方法ではありません。
ウェイトをバウンドさせたり、勢いを使うことが筋肉の成長どころ か怪我をする話
メモ
人間の身体は、本能的に
一つの筋肉だけではなく
出来るだけ多くの筋肉や
慣性力、勢いなどを使って
ウェイトを動かそうとします。

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例えば、ボールを空中に向かって、上に投げます
そうすると
ボールは上に向かって、飛びますね
この間は
ボールには最初に投げた時に与えられた力
以外の力は何も掛かっていません。
そしてボールが落っこちてきて、
それを手でキャッチしたとき
手は、ボールを止めるために
ボールが落っこちてくるときの力を
すべて吸収します。
では
これがボールを投げるのでなく
ウェイトをバウンドさせたり
勢いを使って、リフトしたとしたら
どうなると思いますか?
最初にバウンドさせ、勢いを使って
ウェイトを上げます
そうするとウェイトは空中に向かって動きますね
しかし
その間、ウェイトを動かすはずの筋肉にテンションは何も掛かっていません。
テンションがかかっていないと
どうなるかは、上で書いたと思います
筋肉が強く大きく成長するために
栄養素やホルモンを吸収する必要が
なくなります。
そして
ウェイトが落ちてくる時に
ウェイトを止めるために
それまでテンションの
かかってなかった筋肉や関節に
いきなり大きな負荷がかかります
これによって何が起きるでしょう
筋肉や関節を怪我します
これでは筋肉の成長どころの話では
ありませんよね
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重量vsテンション

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筋トレをする多くの人が
どれだけ重いウェイトを上げれるか
高重量のことばかり気にしています
そして
目標の回数がクリアしたら
すぐに重量を増やします
これを漸進性過負荷と呼びます
注意ポイント
これが一般的に信じられている
筋肉を大きくする基礎だとされています
ですが
これは嘘です
真っ赤な嘘です
ポイント
人間の身体は
扱えない重量を上げようとすると
すぐに
鍛えたい筋肉を守るために
鍛えたい筋肉以外の筋肉を使おうとする
or
鍛えたい筋肉を弛緩(緩ませる)させ
テンションを下げようとします
上で何度も書いたように
筋肉を大きくする
最も重要なことは、テンションです
テンション>>重量です
テンションがかかって初めて
筋収縮による刺激から
筋肉が成長しようとし
筋細胞が栄養素やホルモンを
吸収しようとするのです。
ここでは重量が全く関係ないとは
言っていません。
筋肉の成長に、高重量は必須です
しかし
99%の人は、
テンションを全く考えていません。
重量がどれくらいかだけを考えているので
フォームも崩れ、
鍛えたい筋肉のテンションが無くなり
結果的に鍛えたい筋肉の成長が遅くなるのです。
つまり
筋肉を大きくするために
重量を上げ続けることは
全く意味のないことです。
重量はテンションの半分の要素でしかない
物理基礎的に言えば
テンションは
力のモーメントで表されます
テンション=重量×腕の長さ
なのです
ですから重量をいくら上げても
1.腕の長さを短くしてテンションを保ち、ウェイトを上げる
2.他の筋肉にテンションを分散する
このどちらかです
ですから
テンションを上げるために、重量を上げるには
1.重量をあげても、腕の長さを保つ
2.鍛えたい筋肉から出来るだけテンションを保つ
この両方が必要なのです
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、筋トレをする上で、絶対に押さえておくべきトレーニング
という記事について書きました。
では、記事の内容をまとめます。
まとめ
・筋肉を付けたいならテンションが命
・ウェイトを振り回すことは、鍛えたい筋肉のテンションは下がるので、無意味
・重量はテンションの半分。だから重量ばかり気にしては、最高の結果は出せない
以上で記事を終わりにします。
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